釣りから考える、人間が生態系に与える影響について
僕の最初の趣味とも言える魚釣り。
中でもルアーフィッシングは、中学生の時に一番ハマっていた。
狙いはブラックバス。
季節や時間帯、生態などを考えてルアーを選び、釣りをする。
自分の思い描いた通りに魚が釣れた瞬間の喜びはとても大きい。
釣りを始めてからしばらくは、なかなか釣り上げることが出来ず、ボウズの日々が続いた。
やっと釣り上げたのは、初めてから半年が過ぎていた。
今でも鮮明に思い出すことが出来る。
それからしばらく、釣りに熱中する日々が続いた。
そんなブラックバスも、今では生態系に影響を与える外来種として、問題視される存在になっている。
ブラックバスは、1925年に実業家の赤星鉄馬氏が日本に持ち込み、芦ノ湖に放流したのが最初。食用、釣り対象魚として容易に養殖が出来ることから、政府の許可の下に行われた取り組みだったという。
生息域は日本全国に広がって、淡水があるところには、だいたい生息していると言っても過言ではない。
対策として、キャッチ&リリースの禁止や、食用としての啓発など様々な取り組みがされているが、大きな効果はなさそうだ。
外来種は意図的に持ち込まれるものと、そうでないものがいるが、植物や動物など、数多くの生き物が日本に入ってきている。そして、元々あった生態系が人間の都合によって大きく変わってしまっている。
良かれと思ってやったことかもしれない。
それか、目先の利益のための行動だったのかもしれない。
どちらにしても、地球に生きる一つの生物として、もっと考えて、謙虚に生きる必要がある。
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